「耳切り事件」のゴッホの痛々しい姿がフィギュア化!?
ゴッホにまつわる数々のエピソードの中でも最も衝撃的なのは、「自分の耳を切り落とした」というエピソードではないでしょうか。
ゴッホは、短い間でしたが画家のゴーギャンと共同生活をしていたことがあり、その際にゴーギャンとの衝突の末に自分の左耳を切り落とすという事件を起こしてしまったのです。ゴッホの作品の中には、自身の耳に包帯を巻いた痛々しい姿を描いた自画像もあります。
そんなゴッホの衝撃的な耳切り事件がフィギュアになって登場したというのだから驚き!どんな痛々しい姿のフィギュアなのかと思いきや、思いっきりデフォルメされた可愛らしい姿となって誕生していました。
このフィギュアは、より多くの人にアートと芸術史の楽しさや魅力を広めるために活動をする「Today Is Art Day」によって企画されました。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金援助が求められ、なんと、14万2693カナダドル(約1178万円)という予算をはるかに上回る額が集まり製作が実現したんだとか。ゴッホ人気すごいですね!!
引用元:Vincent Van Gogh Action Figure – Today Is Art Day
また、先述した自身に包帯を巻いた姿の自画像も再現できてしまうというのだから芸が細かい!キックスターターでの受付は締め切られていますが、「Today Is Art Day」の公式サイトにて、30ドルで予約を受け付けているそうです!
詳細は以下のサイトからどうぞ!
ちゃんと耳が取れるゴッホのフィギュア、キックスターターで人気を集め製品化へ – MdN Design Interactive – デザインとグラフィックの総合情報サイト
余談ですが、ゴッホが切り落としたのは正確には「耳を丸ごと」ではなく、「耳たぶだけ」と言われてきましたが、昨年にカリフォルニア大学バークレー校のバンクロフト図書館で新たな証拠が見つかり、「ゴッホの左耳はほとんど切断されていた」という新事実が浮上したようです。
ほぼ全て切断されていた ゴッホ「耳切り事件」について128年越しの新事実 – ねとらぼ
過去からのタイムトラベラー!?ゴッホに生き写しの男性がエジプトに出現
フォトグラファーのアデル・エッサム氏はエジプトのアレクサンドリアで、ゴッホに生き写しの庭師ムーサさんに遭遇。そのあまりのそっくりさに、思わず「撮影させてほしい」と頼み込んだとか。
髭の生え方や目のくぼみなど、たしかにそっくりですね…!SNSでは、ゴッホが100年以上の時を越えて現代にやってきたに違いない、と評判になっているそうです。
これだけそっくりなエッサムさんですが、なんと生まれてから一度もゴッホと似ていると言われたことがないそうです。すぐに打ち解けて撮影に協力してくれたようなので、顔はそっくりでもゴッホとは違って穏やかな人柄なため、そう感じさせないのかもしれませんね。
幻想的!水面に描くゴッホの「星月夜」
水を張った容器の上で絵の具を少しずつ垂らしながら描くゴッホの星月夜!その技術もさることながら、描いているものがキャンバスではなく水なので、一切ミスは許されないというまさに一発勝負の動画。見ているこっちもドキドキしてきます。
しかも、星月夜を描き越えるのがゴールではなく、そこから更にもうひとつの絵を描き上げるという二段構成になっているというのもポイント。なんとせっかく完成した星月夜をぶち壊し、その上からゴッホの自画像を描くという大胆な展開は必見です!私は思わず「まじか…!」と声に出してしまいましたw
スターウォーズの戦闘機がゴッホの星月夜の中を横断!
スコットランドを中心に活動するデビット・ハミルトン氏が発表した、スターウォーズの人気キャラクター「R2D2」や「C-3PO」、「ストーム・トルーパー」などを名画の中に取り入れた一連の作品。ゴッホの代表作である星月夜の中には、スターウォーズの戦闘機が飛んでいます!
個人的にはモネの「日傘を差す女」がレイア姫になっているのが好きですw
他の作品も見たい方は以下のサイトからどうぞ!
さいごに
いかがでしたか?自分がゴッホ好きだからという理由だけで続けているシリーズですが、意外と毎年ネタが付きず記事が書けていることにビックリです。改めてゴッホの人気の高さを思い知らされました!
「故きを温ねて新しきを知る」というように、100年以上前のゴッホの作品からインスピレーションを受け、新しい作品が登場しているんですね。私も絵画から刺激を受けて、新しいデザインに活かせればいいなと思います。
興味のある方は、他のアート関連の記事をもぜひ見てくださいねー!以上、彩がお送りしました。
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