赤ちゃんの授乳量・睡眠・ウンチの回数・予防接種・離乳食…などなど、産後は直面しなければならない課題が山積みです。ログなんてつけて何になるの?と思うかもしれませんが、育児にまつわる色々な悩みも、記録して管理することで対応できた場面も多々ありました。
妊娠中の方はこちら
ちなみに、妊娠時期に役に立ったアプリはこちらです!
【育児日記】暗い部屋でも手軽に記録!「ぴよログ」
育児記録 – ぴよログ
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暗い部屋でもワンタップで記録できる
赤ちゃんの授乳や睡眠などを記録するアプリ。最初の1ヶ月はノートで育児日記をつけていたのですが、これがまた面倒で…。赤ちゃんがようやく寝てくれた隙に暗い部屋で記録したりするのってすごいストレスです。
その点、スマホアプリなら暗い中でも片手でサクッとログを残せるので便利です!実は産後1年以上経った今でも活躍中!母乳育児の方は授乳タイマーもありますよ。
データは自動的に集計される&振り返れる!
食事量・睡眠・排便・体温・日記がログとして残せます。データは1週間ごとに一覧で表示され、それぞれ1日のデータを自動で集計してくれます!紙からアプリに移行した時、これがめっちゃ嬉しかった…!紙の時は1日に飲んだミルクの量や回数をいちいち自分で計算していたので本当に手間でした。
新生児の頃はそんなにいちいち記録してられるかー!なんて思っていたのですが、うちの娘はミルクの飲みが悪く便秘がちで、クリニックに連れて行くと「1日何mlくらいミルクを飲みますか?」「前回のウンチは何日前ですか?」なんてきかれることもよくあるため、そういう時のためにもログはとっておいてよかったです。
また、私は母乳とミルクの混合授乳だったため、母乳とミルクをそれぞれ何回あげたかなんてのも気にしてました。母乳は3時間おきの赤ちゃんの授乳タイムだけでなく、眠い時やぐずった時など1日に何回もあげていました。いちいち自分で覚えてられないので、カウント機能はめっちゃ便利でした!
こんな感じで最初のほうは体温以外の全てを記録していましたが、育児に慣れてきてからは、睡眠だけを記録するようになりました。娘は0歳児の間ずっと、昼も夜もまとまって寝ず、なんとかして睡眠リズムを作りたいと切望していたからです。
左が生後2ヶ月頃で、右が7ヶ月頃のデータです!最初の頃は寝たり起きたりバラバラで、いつ眠くなるんだかさっぱりわかりませんでしたが、だんだんと「さっき起きてから○時間経ったから、もうそろそろ眠くなるだろう…」みたいな感じでデータを使えるようになっていきました。
ちなみに、生後7ヶ月頃のデータを見ると夜よく寝る子みたいに見えますが、4ヶ月あたりから夜泣きが始まり、1歳過ぎまで続いたのでその頃から夜間のログは諦めてますw 夜泣き対応しながらログ取るのとか無理…!!
そしてこちらが現在(1歳5ヶ月頃)のデータです!日によって若干ずれることもありますが、ほぼ規則どおり寝るように。(自粛生活で毎日同じようなサイクルで生活しているというのもありますが…)最近では娘がいつ眠くなるのかがバッチリわかるようになりました!長かった…!!ほんとに長かった…!!!
今となっては昼寝の時間に長く寝過ぎてしまうので、「寝たのが2時間前だから、もうそろそろ起こさなければ…」というように起こす目安に使っています。
最初の頃は睡眠タイミングがバラバラすぎて正直こんなログつけることに何の意味があるんだって感じでしたが、続けていくと寝かしつけや起こす目安に使えたりと結果的に便利だった気がします。何よりこうして振り返ると非常に興味深いですよ!
日記や成長曲線にも対応
産後は机に向かってペンを走らせるなんてできないんですよ…ほんと。少なくとも私は無理でした。1ヶ月でギブアップでした。実はアプリでも日記は4,5ヶ月ほどでやめてしまったのですが、それでも授乳しながらなど片手でいつでも記録できるので、紙よりははるかに続けやすかったです。過去の日記を読み返すと泣きそうです!
また、成長曲線にも対応しているので、赤ちゃんの身長・体重を入力すると赤ちゃんの成長度合いが適切なのかどうかの目安も見ることができます!
ちなみに、ログデータや日記はPDFとして出力したり、電子書籍として印刷できるみたいですよ!紙の日記と同じように冊子で振り返ることもできるのも魅力ですね。
おすすめポイント
- 暗い部屋でもワンタップで記録できる
- データは自動的に集計される&振り返れる!
- 日記や成長曲線にも対応
【予防接種】おすすめスケジュールが便利!「母子モ」
母子手帳アプリ 母子モ ~電子母子手帳~
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産後、管理で悩まされたのが予防接種スケジュールでした。赤ちゃんの予防接種ってびっくりするくらい多いんですよね…。しかも、いつでも受けられるわけじゃなくて、受けるべき時期を把握して予防接種ごとの間隔を調整する必要があるので非常にやっかいです。
いろいろなアプリを試した結果、予防接種の管理としてはこれが一番使いやすかったのでご紹介!
接種記録から次回以降のおすすめのスケジュールを自動で組んでくれる
受けた予防接種を記録すると、次回以降のおすすめのスケジュールを自動的に組んでくれます!こどもクリニックだと、病院側でよしなにやってくれるところもありますが、そうでない場合はこの機能が頼りになります!
自分でスケジュールをカスタマイズすることもできるし、間違って登録してしまったときも、「接種の間隔合ってる?」とアラートを出して教えてくれます。
罹患歴があとで見返せる
おすすめスケジュールに頼るだけだと怖い…という場合は、罹患歴があとから見返すことができ、予防接種を受ける適切な時期なども記載されているので、それらを参考に手動でスケジュールを組むことも可能です。
乳幼児検診や身体発育曲線なども記録できる
他にも、乳幼児検診や身体発育曲線のログを残せたり子育てに関する知識が得られたりなど多機能なアプリ。住んでいる地域の子育て情報が見れるのも便利ですね!
おすすめポイント
- 接種記録から次回以降のおすすめのスケジュールを自動で組んでくれる
- 罹患歴があとで見返せる
- 乳幼児検診や身体発育曲線なども記録できる
【離乳食】悩み多き離乳食の頼れる味方!「きほんの離乳食」
きほんの離乳食 管理栄養士が監修のレシピ&基本情報
Palsystem Consumers’ Co-operative Union無料posted withアプリーチ
月齢や食材で指定してレシピが探せる
生協のパルシステムが提供しているアプリ。離乳食は、娘がなかなか寝ないことの次に悩んでいた課題でした。ベビーフードに頼りつつも基本的には手作りで頑張っていたので、レシピがマンネリ化しつつあるとよくこのアプリを開いていました。
そして私は離乳食作りがあまりにもきつくてパルシステムに加入したので、パルシステムの商品を使って作れるレシピもあったりして参考になりました!離乳食は、特に初期はパルシステムやコープなどの生協を利用するのがオススメです。ほんと、強くそう思います…。
食材チェック表が便利!ログもつけられる
月齢ごとに赤ちゃんに食べさせてOKな食材や、食べさせてもいい時期が一目でわかる食材チェック表があるので安心。また、赤ちゃんに食べさせたことのある食材やメモを記録できる機能もついているのも地味に便利でした。もちろん、赤ちゃんに食べさせてはNGな食材もわかります!
知識系の情報やQ&Aなども
また、月齢ごとの離乳食についてのQ&Aも見れるので、娘が離乳食を突然食べなくなって悩んでいた時期などは、わらにもすがる思いでQ&Aや知識系のコーナーを読んだりしていました。…が、結局原因はわからず時が解決しましたが。ほんとにあれなんだったの!?
おすすめポイント
- 月齢や食材で指定してレシピが探せる
- 食材チェック表が便利!ログもつけられる
- 知識系の情報やQ&Aなども
さいごに
いかがでしたか?最近コロナウィルスの影響で、お仕事の復帰が伸びてしまいましたが、逆に言えば時間がまだあるということなので、この機会に産後のことを振り返ってみました。
約1年半ほど育児をして思うことは、赤ちゃんって、同じ人なのに昨日と今日とでは全然違うんですよね。昨日と今日とでは寝る時間も違うし、昨日食べたものを今日食べなくなるし、かと思えば昨日できなかったことが今日急にできるようになったりします。
その新鮮さが育児の楽しい部分ですが、私はそういった「予測のつかない状況」というものが苦手なほうなので、記録を残すことで育児に対する不安を多少なりともやわらげることができました。
たしかに、記録をつけ始めの時は、データの数値だけを見て「昨日はできたのに…」と落ち込んでしまうこともありました。きっとデータに振り回されてしまったんですね。なので、基本的にはログは取るだけで、たまに振り返って傾向を見るくらいがちょうどよかったなと思います。
何より、今となってはコツコツ続けて残した記録は大切な宝物です。同じように、日々初めてだらけの連続で育児に悩んでいる方が、ログ系アプリを使って少しでも楽になれればいいなと思います!
今回は記録系のアプリに焦点をしぼってご紹介しましたが、役立つスマホアプリは他にもたくさんあるので、それはまた別の機会に記事にしたいと思います!
以上、彩がお伝えしました。
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妊娠時期に重宝したアプリについても以前記事を書いたので、興味があればこちらもどうぞ!
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