日本橋Art.jp(日本橋アート)
日本橋Art.jp(日本橋アート)は2018年11月にオープンしたばかりの絵画専門サイト。なぜ「日本橋」なのかな?と思ってみたら、なんと日本橋は錦絵や江戸歌舞伎などの日本文化の中心となった土地なんだそうです。古くからある日本の伝統の場所から、絵画や美術工芸品、現代アートまで様々な作品が世界中へ発信されるというコンセプトはワクワクしてしまいますね!
作品は、「飾る場所」「技法」「金額」から自分の目的に合った絵画を絞り込んで探すことができます。技法の中には「日本画」や「浮世絵」、「掛け軸」なんてものもあることので、和風の作品も豊富に見つけられそうですね!
日本橋Art.jpで最も特徴的なのは「Web展覧会」ではないでしょうか。Web展覧会とは、その名の通りインターネット上で開催される展覧会のこと。作品の閲覧はもちろん、購入もWebで行えます。予定が合わなかったり、遠方で開催場所までなかなか行けなかったりする時にとても嬉しい企画ですね!
他にも作家・画廊インタビューや美術館・美術団体の紹介などアートに関する情報がたくさん掲載されていますよ。気になる作家さんがいたらチェックしてみてはいかがでしょうか。
This is Gallery
「This is Gallery」は絵画や版画・イラスト・彫刻・写真・金工等、様々な作品を取り扱うアート購入・販売サイトです。主なラインナップとしては絵画と写真が多い印象ですが、中にはiPhoneケースやアクセサリーなどの手作り雑貨も。
また、「水彩画」「油絵」などのジャンルでの絞り込みはもちろん、「猫」や「花」など人気のモチーフで作品を眺められるのが面白いです。猫は猫でも作家さんによって様々な作風があり、見ていて飽きがきません。
作品詳細ページには作家さんのプロフィールがや作品へのこだわりが詳しく記載されています。アーティストインタビューや独自の展示会も実施しているため、興味のある作家さんがいたらチェックしてみるとよさそうですね。
また、こちらのサイトで特徴的なのは、自分の希望に沿って作品を制作してもらえる「オーダーメイド」というシステムです。自分のイメージ通りの絵をうまく見つけられなかった場合も、このシステムを使えば満足のいく買い物が出来そうですね!
作品広場
「作品広場」は絵画や写真などのアート作品の購入・販売サイト。「リビング」や「オフィス」など、飾る場所によって作品を絞り込めるのが魅力的です。たしかに、「この場所に絵を置きたい!」と思い立っても、どんな絵なら空間にふさわしいのか?ということを決める際に、経験が少ないと戸惑ってしまいますよね。
「飾る場所にふさわしいアートの選び方」や「シーンに合わせたアートの具体例」といった購入者のための丁寧な解説から、「作品の撮影方法」や「画像編集の方法」といった出品者にも役立つガイドも掲載されており、内容が充実した親切なサイトです。
ART-Meter(アートメーター)
「ART-Meter(アートメーター)」は、東急ハンズが運営する絵画に特化したアート購入・販売サイトです。特に、絵画のサイズと画家の販売実績で価格が決まるという「測り売り」システムが特徴的。例えば、1平方センチあたり5円の価格がついている画家の場合、10平方センチメートルの絵を描けば500円で売ることができます。
なお、1平方センチメートルあたりの単価は「メインの技法+支持体(ベースの素材)+画家レベル」によって決定するとのこと。(詳しくは購入ガイドを参照)
絵画の価格設定は画家により自由に設定できることが多いですが、こういった価格の決め方はとても平等で、売り手だけでなく買い手も安心して購入することができそうですね。レベルが上がると自分の絵の単価が上がるというシステムも、画家のモチベーションを上げてくれそう。
ハンズ・ギャラリー マーケット
こちらも東急ハンズが運営する手作り作品のギャラリー&マーケット。「ART-Meter」が絵画に特化しているのに対し、「ハンズ・ギャラリー マーケット」はジュエリーや文具、ペット用品など様々なジャンルの作品を取り扱っています。まさに幅広い品物を取り揃えている「東急ハンズ」らしいサイトです。もちろん絵画などのアート作品も扱っていますよ!
特徴的なのは「カスタムオーダー」というシステム。気に入った作品に、追加で自分の希望を盛り込んでもらえるという機能です。例えば購入したい作品に対し、使ってほしい色や大きさなどをクリエイターに依頼することができます。詳しくは公式サイトの「カスタムオーダーの依頼方法」を参照。
minne(ミンネ)
GMOペパボが運営する「minne(ミンネ)」は、アクセサリーやバッグ、雑貨などのハンドメイド作品を販売している印象が強いですが、実は絵画や写真といったアート作品も購入・販売することができます。テレビCMも放映しているため、知っている人も多いはず。作品だけでなく作品を制作するための素材も売買できるのが魅力ですね。
また、アプリもリリースしているため、作品を売りたい人も買いたい人も気軽にアクションを起こすことができそう。
minne(ミンネ)- ハンドメイドマーケット
カテゴリ: ショッピング, ライフスタイル
ユザワヤマーケット
手芸用品を豊富に取り扱った店舗を各地にかまえ、まさに手作り好きの聖地とも言える「ユザワヤ」。そんなユザワヤのオンラインマーケットが「ユザワヤマーケット」です。「ユザワヤ」と言えばハンドメイド作品のイメージが強いですが、こちらでも絵画などのアート作品を購入・販売することが可能です。しかもなんと販売手数料が無料!
自分だけのオンラインストアを開設できる「STORES.jp」と提携しているため、作家としてサイトに登録するというよりは「自分のショップを開設する」という形で作品を販売することができます。
iichi(いいち)
「iichi(いいち)」は主にハンドメイド・クラフト・手仕事品などの通販サイトですが、こちらでも絵画などのアート作品を購入・販売することができます。サイトのテイストがそう見せるのか、大人の女性のための小物が多い印象です。
「アート」で絞り込むと、「水彩」や「版画」に加えて「額」や「掛け軸」といった珍しいカテゴリーも見つかるため、細かく作品を探したい人にオススメ。また、手作り市などの開催情報や、iichi(いいち)独自でも特設ギャラリーショップを解説しているため、手作り作品のイベントを探している人にも便利。
Creema(クリーマ)
「Creema(クリーマ)」も主にハンドメイド作品を売買できるサイトですが、こちらでも絵画などのアート作品を取り扱っています。特徴的なのはユーザーが自身のお気に入りの作品を集め、披露することができる「キュレーション」というサービス。例えば、「正月雑貨」というテーマでお気に入りの作品を集めて一覧にすることができます。
特定のテーマで作品を探しているユーザーが探しやすいのはもちろん、自身が「いいな」と思った作品をストックできるという意味でも便利な機能ですね。
tetote(テトテ)
「tetote(テトテ)」はハンドメイド・手作り作品の購入・販売ができるサイト。メインメニューにアート作品の項目はないものの、カテゴリ一覧で「アート・イラスト・写真」を探すことができます。絵画や写真の他にも、「音楽・映像」「本・冊子」といった珍しいカテゴリも。
いいなと思ったのがハンドメイドに関するイベントや素材を購入できるサイト、作品の作り方が記載されているレシピ投稿サイトなどを紹介している「ハンドメイドマップ」というコンテンツ。ハンドメイド初心者はこちらを覗いてみるとよさそう。
SOWZO(ソーゾ)
「SOWZO(ソーゾ)」は手づくり作家、アート作家の活動を応援することを目的としたアート購入・販売サイト。こちらも販売手数料が無料なので、クリエイターにとっても書い手にとっても魅力的ですね。
また、自分の作品を置かせてもらえるギャラリーや、出展できる手作り市・アートイベント情報も掲載されているため、かゆい所に手が届くサイト。
また、作品を絞り込むときに「男女兼用」「女性向け」「男性向け」などの項目があるため、プレゼント用のギフトを探す時に重宝しそう。
crapaca(クラパカ)
アルパカのキャラクターが可愛いアート作品の購入・販売サイト「crapaca(クラパカ)」。こちらも販売手数料が無料なのが嬉しいですね。
面白いのはTwitterとサイトを連携させる「ログパカ」というシステムで、このシステムを使えば自分の作品に関するお知らせを投稿するとTwitterにも同時にお知らせをツイートすることができます。
cotte(コッテ)
コアラのキャラクターが可愛い「ccotte(コッテ)」は絵画などのアート作品も取り扱っている手作り品専門の展示スペース&ショッピングモール。
各地で定期的に開催しているてづくり市「青空個展」から生まれたサービスなので、サイトで気になった作家さんがいたらイベントに足を運んでみるのも楽しそうですね。
さいごに
いかがでしたか?ハンドメイド作品の購入・販売ができるWebサービスは他にもたくさんありましたが、その中でも今回は絵画や写真などのアート作品を取り扱っているものをご紹介させていただきました。他にもそういったサービスがありましたらぜひ教えてください!それにしても、ハンドメイドやアート作品の販売サイトって、どれもカワイイですね〜!見てて楽しいです。
ところで私も、大学時代にアート系のサークルに所属していました。10年くらい前のことなので、その時は学外で自分たちの作品を見てもらうためには自力でギャラリーを探さなけれななりませんでしたが、現在ではインターネットを使ってこんなにも気軽にギャラリーを探したり自分の作品をみてもらえる機会が増えているんですね!とても素敵だと思います。
とは言っても、私は現在は絵を描いたりする創作活動からめっきり遠ざかってしまったのですが(絵を見にいったりするのは好きなんですけどね)、なんだかこういったサイトを見ていたら、また自分でも絵を描いたり作品を手作りしてみたりしたくなってきました!
というわけで、もし自身や身の周りにクリエイターの方がいたら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。以上、彩がお送りしました。
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