先日、娘が新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)陽性となりました。その後に家族間で感染拡大し、ついに一家全滅という事態に…。
療養期間が伸びて最終的にはなんと18日間。かなりキツかったですが、これを機に色々と学んだことも多かったのでブログを書きました。
コロナ感染前からやっておくといいことなども記載しているので、よければ参考にしてください!
記事の内容について
なんと、この記事の執筆中にコロナ陽性者の待機期間が10日間から7日間に変更され、外出自粛の内容も見直しとなりました。
当時は10日間で大変だったので、その経験を踏まえてお伝えする予定だったのですが、多分これからはそうでもなくなると思います。
でも、もう書いちゃったので公開します!
コロナ陽性の発覚後やったことリスト
コロナ陽性になったら、やることが結構多くて大変です。知識でなんとなくは聞きかじってはいても、「実際に何をすればいいのか」は感染するまで知りませんでした。
配食サービス登録
コロナ陽性者は買い物に行けないので、配食サービスに登録すると自宅に食料を無料で届けてもらえます。ですが、だいたい届くのは3日後くらいで少しタイムラグがあった記憶があります。
My-HER-SYS登録
コロナ陽性者の健康状態を保健所に共有するためのサービス。登録すると、コロナの療養証明書を発行してもらえます。後述しますが、療養証明書は保険の申請をするときなどに必要なので、登録しておいたほうがいいです!
とはいえ、いちいちメールアドレスとパスワードを入力してログインするのが面倒に感じました…。スマホアプリ化してくれたら嬉しいです。
記録してくださいと毎日SMSが届きますが、記録を忘れたからといって特に怒られることもないため、本格的に具合が悪くなってからは逆に記録をサボり気味になりました…。(ごめんなさい)
濃厚接触者・陽性者それぞれの待機期間を確認
なんと、この記事の執筆中にコロナ陽性者の待機期間が10日間から7日間に変更となりました!(2022年9月7日〜)
以下が現時点のそれぞれの待機期間とのことです。私の時は陽性者の待機期間が10日だったのでめちゃくちゃキツかったです…。
待機期間
- 濃厚接触者:5日間
- 陽性者(有症状): 7日間
- 陽性者(無症状): 5日間
※現時点(2022年9月12日)の情報
※待機解除の条件はそれぞれ違うので、別途ご確認をお願いします
期間ももちろんですが、特に知っておくべきは濃厚接触者と陽性者の「外出自粛」の内容の違いです。
私たち家族はてっきり濃厚接触者となった時点で陽性者と同じく外出禁止だと勘違いしていたため、苦しみの期間をいたずらに延ばしてしまいました…。このあたりの内容は、感染前からチェックしておくといいと思います。
そしてなんと、今回の陽性者の待機期間の見直しで外出自粛についても見直しされました。有症状の場合でも症状軽快から24時間経過後であれば外出可能となったのです!びっくり。もっと早く、見直してほしかったな…。
参考記事:
新型コロナの待機期間が短縮。症状ありで7日間に – Impress Watch
濃厚接触者 定義は?自宅待機の期間は?日数が短縮?【8/2版】|NHK
ネットスーパー登録
ネットスーパーをそれまで利用したことがなかったので「どのサービスを使うか」で迷ったあげく、以前に7iDに登録したことがあるからという理由でイトーヨーカドーのネットスーパーに決めました。コロナ療養スタートしてからは、いちいち調べたり「アカウント登録の手間」すらも正直しんどいです…。
イトーヨーカドーのネットスーパーは配達可能エリアが広かったのも決め手のひとつ。うちの娘はもうサービスの対象年齢を過ぎていましたが、 子育て世帯へのサービスが手厚い のも魅力的ですね。
とはいえ、「最短当日お届け」と謳いつつも、配達可能時間が埋まっていたりして結局は最短でも翌日という結果だったので、「いま欲しい」という時はキツかったです。
東京にお住まいの方ならOniGOというネットスーパーが注文から10分前後で到着という驚異のスピードで届けてくれるそうです。(残念ながら私の自宅は配達エリア外でした…)
デリバリーサービスに登録
コロナ療養中は買い物にも行けず、料理を作るのもしんどいのでデリバリーサービスも必須となるはずです。私は出前館を利用していました。決め手は非接触配達に対応している点と、店舗数が多い点でした。
(デリバリーサービスもそれまで利用したことがなかったのですが、最近はどのサービスもたいてい非接触配達に対応しているのでしょうかね?)
療養中にあってよかったもの
車
子どもが日中疲れていないので寝ないため、寝かしつけは車に頼っていました。(車だとなぜかすぐ寝る)
コロナ前から子どもが寝ないという悩みはありましたが、なぜ療養期間中に特に車に頼ることになったのかというと、ずっと家にこもりきりのため親側も煮詰まってくるからです。
どこにも外出できないため、せめてドライブをして流れる外の景色を見れるだけで気分転換になったので、そういう意味でも重宝しました。
飲むタイプのゼリー
主に大人の話ですがコロナ療養中は食べるのがしんどかったので、チューチューと飲むタイプのゼリーを重宝しました。
コロナの症状として代表的なものに「喉の痛み」が挙げられるそうです。私も痛かったですが、そういう意味でも喉越しのいいゼリーは最強でした!
配食サービスの中身はレトルトが中心的でしたが、その分ゼリーの分量を多めにしてくれたら嬉しいなと思いました。(無料でいただいておいてこんなこと言うのも失礼なのですが…)
風邪の時も重宝するので、コロナ感染前から自身でストックしておくのもオススメです。
子どもと一緒に簡単に手作りできるおやつ
ゼリエース・ホットケーキミックス・フルーチェなど、子どもと一緒に簡単に手作りできるおやつが活躍してくれました。
テレビ漬けの子どもをテレビから引き離す時、「もっと見たい」とすごい泣かれたんですよね…。どうするか考えた結果、「ねえねえ、一緒に◯◯作ろうよ〜」などと誘うと割と成功率が高かったです。
ゼリーは固める時間があるのですぐには食べられませんが、午前中やお昼過ぎなどに作っておけばおやつの時間のお楽しみにもなります!
ホットケーキミックスは、昼前に一緒に作ってそのままお昼ごはんにしちゃったりしていました。栄養面とかはもう、コロナ療養中はあんまり気にしてられませんでした。
100均の水彩セット
以前に百均で買った水彩絵の具セット。これも子どもをテレビ以外の遊びに誘うためにあれこれ試して効果が高かったものです。ダイソーでも売ってます。
娘はひとつの遊びが続かないことが多いのですが、これはハマった時は 1時間近くやった時もありました。「混ぜて自分で色が作れる」というのもポイントだったかもしれません。
あと、症状が出ている時は身体がしんどいので、床に座っておままごとなどよりは、イスに座ってられる遊びのほうが体勢的にありがたかったです。
実家の助力
コロナ療養期間の後半は、外出禁止なのは大人だけでした。ということは、子どもは完全回復しているのに外で遊べないということ。大人はもちろんですが、子ども的にもキツイはずです。
「コロナウイルス感染症相談専用ダイヤル」に電話したところ、以下の事実がわかりました。
- 自身の療養期間が明ければ、同居中の家族がまだ療養期間中でも外出してよい
- 陽性者と接触しなければ、療養期間が明けた子どもを両親や親戚などに預けてもよい
※当時(2022年8月後半)の情報
そんなわけで、療養期間後半は実家の母にたまに娘を公園に連れ出してもらっていました。とはいえ以下の制限があったので、娘と遊んで疲れても家で休憩できないため母も正直キツかったようです…。
受け渡し時の制限
- 母(感染していない人)は家には入らず、ドアノブにも触れない
- 私(陽性者)とはインターホンやスマホ越しに会話する
- 娘(療養期間が明けた人)だけを玄関で受け渡す
実家が自宅からそこまで遠くないので、なんだかんだ言ってその環境にとても助けられました。もし実家が遠方だったら使えない手段なので、相当厳しかったと思います。
療養中にあったらよかったもの
ミールキット
手作りする体力も食材もないけど、デリバリーやレトルトなどの味の濃いものも食べたくない…。という無い物ねだりの状態を抱えていたため、「半手作り」のような「ミールキット」ならどうだっただろうと思いました。
ですが、それまでミールキットのサービスを使ったことがなく、調べたり比較検討する時間も気力もなかったので断念しました。
パン
コロナ療養中は「白米すらちょっとしんどい」と感じていたのでパンのほうが食べやすかったです。子どもも好きだし。だけど、パンは賞味期限が短い上にすぐなくなるので、常に「食べたいのにない」という状況でした。
たくさん買って冷凍するなりしておけばよかったかなと思います…。
コロナ感染前からやっておくといいこと
自宅近くの発熱外来を複数チェック
「自分のかかりつけの病院は発熱していても対応してくれるから安心」と思っていませんか?ですが、もし発熱したのが日曜や祝日だったら…?その病院は営業しているでしょうか。
今回、娘が発熱したのが祝日だったので、かかりつけの病院はおろか近場の病院はどこもやっておらず、診察してくれる病院を探すのにすごく苦労しました。
また、平日に発熱した夫も電話で問い合わせたところ「診察は最短で3日後になる」と言われたとか。3日なんて待ってたら、人によってはコロナの症状ほぼ収まっちゃいますよ。3日目までが一番辛いんですよ。しかも、発熱してる状態で調べたりあちこち電話かけるのはめちゃくちゃしんどいです。
というわけで、自宅近くの発熱外来はひとつだけではなく、複数チェックしておくのがオススメです。
デリバリーサービスやネットスーパーの登録
先述した通り、「デリバリーサービス」「ネットスーパー」のふたつは恐らく必須となります。
ここでもコロナの症状が出ている中、サービスを調べたり比較検討したり会員情報を入力したりするのはしんどすぎると思います。
なので、別に利用しなくても感染前から会員登録だけでも済ませておくといいと思います。
加入している保険にコロナ感染時の保障があるかチェック
コロナに感染して、自宅療養の場合でも給付金の対象となる場合があります。私の加入している保険は保障の対象でした。
私は療養期間が明けてから調べたら結果的に「対象だった」のですが、感染前からこのあたりチェックしておけば、取るべき行動(My-HER-SYSに忘れずに登録するなど)がスムーズにイメージできるのではないかなと思います。
療養期間中の仕事の調整はどうするか考えておく
実はこれは未だに悩んでいる最中です。ほんと、どうしたらいいんでしょうね…。
自分だけであれば症状が落ち着けば仕事できますが、家に小さな子どもがいる状態では感染前と同じスピードで仕事するのは厳しいです…。加えて、家族全員が一度にではなく順番に感染したりすると、どんどん療養期間が長期化してしまいます。
私は療養期間中に幸い、案件のスケジュールが後ろにずれたタイミングだったり、お取引先の方から「無理のない範囲で進めてくれれば大丈夫」と言っていただけて大変助かりました。(本当にありがとうございます!)
ですが、もしスケジュールが後ろにずらせない案件が入っていた場合は…本当にヤバいと思います。
私はフリーランス協会に加入しているので、納期が遅延させてしまった場合の損害補償など付帯されていますが、正直「お金出るから大丈夫🙆♀️」とはどうしても思えないのです…。
私としては解決に至るまでの話し合いとか、先方との関係とか、損害賠償に至るまでのプロセスが一番大変なんじゃないかなと思っていて、そこが一番怖いと感じているというのが正直なところです。
さいごに
育児ネタが多めでしたが、実際問題、コロナ療養中に小さい子供がいるのといないのではだいぶ状況が変わってくると思うんですよね。
特に子育て中のフリーランスの方は、感染前から少しイメトレしておくといいかもしれません。
以上、彩でした!
コロナ自宅療養期間中の育児の心得
心得その1:子供がテレビ漬けになっても気にしない
色々と子どもをテレビから引き離す施策を書きましたが、子どもがテレビ漬けになるのはほぼ不可避だと思います。
親としては見せすぎは気になるところですが、気にするとストレスで結局こちらが煮詰まるため、コロナ療養期間中は「今は仕方ない」と割り切る心も大切です。
心得その2:栄養面も気にしない
療養期間中は大人も子どもも食べるものが適当になると思います。でも、それでいいんです。コロナ療養中は「生きてる」だけで全てOKだと思ったほうがストレス少なく療養期間を乗り切れると思います。
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